天文講演会

 「スペースデブリ問題」ってなんだ?~人工衛星を守る観測技術~

私たちの生活に役立っている人工衛星。一方、スペースデブリ(宇宙ゴミ)によって、その活動が妨げられるなど問題が深刻になっています。
スペースデブリ問題の現状と人工衛星を守る最新技術を紹介します。

【講師】 松田 郁未 開発員(JAXA統合追跡ネットワーク技術部)
【開催日時】 2015年3月29日(日) 15:30~16:45 (15:15開場)
【会場】 プラネタリウム
【定員】 160人
【参加費】 無料(要整理券)
【整理券】 当日9:30から1階科学館入口で整理券(1人1枚)を配布します。
【注意】 原則として途中入退場はできません。

過去の講演会

「人類はなぜ宇宙へ行くのか~近づく宇宙旅行時代に向けて~」

【講師】 前JAXA「きぼう」利用アドバイザー 斎藤 紀男 氏
【開催日時】 2014年3月16日(日) 15:30~17:00 (15:15開場)
【講演概要】 今、若田宇宙飛行士が国際宇宙ステーションで活躍しています。
人類はどのようにして有人宇宙開発を進めてきたか、そして身近になった宇宙時代ではどのようになるか考えてみませんか!

「すばる望遠鏡で迫る最深の宇宙」

【講師】 国立天文台光赤外研究部准教授 柏川 伸成氏
【開催日時】 平成25年3月17日(日) 15:30~17:00 (15:15開場)
【講演概要】 宇宙は137億年前に始まったと考えられています。
宇宙がどのように始まり現在の姿になったのか。そして今、どこまで遠くを観測できるようになったのか。
遠方宇宙をとらえる「すばる望遠鏡」が解き明かす宇宙の姿について、その最前線の研究を紹介します。
※講演前に、川口総合高校科学部の活動(流星観測)を紹介(約10分)。

「星の一生と元素」

〔講師〕 国立天文台光赤外研究部助教 青木 和光氏1971年生まれ。東京大学理学部天文学科卒。同大学院博士課程修了。
博士(理学)。専門は恒星物理学、天体分光学。すばる望遠鏡高分散分光器(HDS)などを使った分光観測に基づき、恒星内部での元素合成と銀河進化への影響について研究。進化の進んだ巨星の質量放出現象にも興味を持つ。
【講演概要】 星の核融合反応で作られた酸素や炭素、鉄などは、 星が一生を終えるときの爆発で宇宙に放出され、それらが巡って地球や私たちの体を構成するといわれています。
星の一生とそこで作られる元素について、 研究の最前線をご紹介します。
【開催日時】  平成24年3月18日(日) 15:30~17:00 (15:15開場)

「世界で一番高い天文台 そこから何が見えるのか?」

【講師】 宮田 隆志 氏 ( 東京大学理学系研究科天文学教育研究センター准教授) 天文講演会 金星探査機「あかつき」
【開催日時】 平成22年10月24日(日) 15:30~17:00 (15:15開場)
東京大学が推進する、チリ共和国アタカマ砂漠のチャナントール山頂に
口径6.5mの赤外線望遠鏡を建設する「TAO計画」。
天文学の最新トピックス解明に挑天文講演会講師むこのプロジェクトについてお話します。

金星探査機「あかつき」 ~金星での挑戦~

講師 佐藤 毅彦 氏 (宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部教授) 天文講演会 金星探査機「あかつき」
開催日 平成22年3月22日(月振) 15:30~17:00 (15:00開場)
【講演概要】 昔から「宵の明星」や「明けの明星」として親しまれてきた金星。
この金星と地球は大きさや密度がほとんど同じ、双子のような惑星です。
しかし、2つの惑星の環境は大きく異なります。金星の大気は96.5%が 二酸化炭素で、 大気圧は90気圧もあります。
大量の二酸化炭素による 温室効果のため、地表の温度は460℃にも達しています。
また、「スーパーローテーション(超回転)」という地球では考えられない ような大気の運動が起きています。
「あかつき」は、この金星の気象を観測する、惑星気象観測衛星です。
講演では、「あかつき」で予定されている観測の紹介や、それらから どのような成果が期待されるのか解説します。


日時計 ~人類最古の天文観測機器~ 

天文講演会「日時計」講師 元県立ぐんま天文台副台長 奥田 治之 氏

開催日 2009年10月18日(日)

 講演会講師近影
奥田 治之 氏

~日時計の楽しみ~     

日時計は人類最古の天文の観測器械です。
何千年にもわたって人々は日時計で時を測り季節の変化を知ってきました。
この日時計は、地球の自転という永久不変の現象を利用した素朴な原理の時計で 決して狂うことも止まることもない超精密時計です。
しかしながら、この時計は、地球の自転軸が傾いていること、楕円軌道で公転していることで微妙な遅れ進みがあって複雑な動きをします。
これを逆手に使えば、時刻と季節の変化を同時に測る道具として使える高級時計になります。
このような原理を考え、その現象を観察することは天文の基礎を理解するための良い教材にもなります。
一方、何千年もの歴史を持つ日時計にはさまざまな形式と形を持ったものがあり、ヨーロッパなどでは町並みの点景として、
また、建物の装飾としても楽しまれていて、その歴史を振り返り、その造形美を追うこともとても楽しいことです。
こんな長い歴史を持った日時計ですから、今さら新しいものを作ることはとても難しいことですが、私は、ここ数年、定年後のお遊びとして、
この日時計に興味を持ち、簡単な紙細工や、新しいアイディアの日時計を作って楽しんでおります。
その一端をご紹介して、皆さんといっしょに日時計の面白さを楽しみたいと思います。


〔これまでの講演テーマ〕

天文講演会 2009年度
「金星探査機「あかつき」 ~金星での挑戦~」2010.3.22
講師 佐藤 毅彦 氏 (宇宙航空研究開発機構(JAXA)宇宙科学研究本部教授)
「日時計~人類最古の天文観測機器~」 2009.10.18
講師:元県立ぐんま天文台副台長 奥田 治之 氏

2008年度
「太陽と日食」 2009.3.20
講師:国立天文台名誉教授 平山 淳 氏

「ハイビジョン映像上映と講演 2008.5.3
~月探査衛星「かぐや」が見た世界~」
講師:宇宙航空研究開発機構(JAXA)教授 阪本成一氏
2007年度
「国際宇宙ステーション「きぼう」-宇宙での挑戦-」 2008..3.15
講師:JAXA宇宙環境利用センター 小山 正人 氏
「人工衛星が見たブラックホールの姿」 2007.11.18(川口市民大学共催)
講師:埼玉大学教授 田代 信 氏
「解けた冥王星の謎と新しい太陽系の姿」 2007.10.28 (川口市民大学共催)
講師:国立天文台名誉教授 海部 宣男 氏
2006年度
「人類は月へはいっていない!?-アポロ疑惑を斬る-」 2006.11.19
講師:財団法人日本宇宙フォーラム 寺薗 淳也氏
2004年度
「ALMAは何を見るか~ミリ波、サブミリ波望遠鏡が開く新しい宇宙の姿~」 2004.11.27
講師:国立天文台 長谷川 哲夫 氏
2003年度
「すばる望遠鏡開発」 2004.3.6
講師:明星大学教授 成相 恭二 氏

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